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某地方ハローワークにて 雇用市場における地方景況感~新卒就活に対する影響

いったい地方の景況感は実際どうなのか?アベノミクスって本当に、利いているのか?そう思って、ヒアリングに出かけた。

 

場所は北海道内。北海道は古くより公共事業が景気を左右してきた。

古くは北海道沖縄開発庁という名前の役所まであり、国家予算を割いてインフラを整備してきた経緯がある。

 

公共事業が行われることで、土木建築業界が潤い、土木関係業界に係る多くの人たちが消費することで、徐々に他のサービスに景況感が伝わっていく。つまり、公共事業がないと北海道の景気は良くならない。

 

さて、アベノミクス効果で公共工事が行われている北海道なうはどんな感じなのか・・・。

 

正社員といった大くくりでの今年3月発表の有効求人倍率は平均0.78。この数値は2~3年前の有効求人倍率0.6に比べ、消費税増税に関わらず、よくなっているとのこと。現場で感じることは、求職者の数は減ってきている、求人は増えているという実感があるとのこと。ただ、重要なのは雇用市場の流動性が低くなっているだけで、ハローワークに登録がないだけなのか、現在就業している会社に居ざるを得ないのか。そこはわからない。

 

特に人手が足りないのは、土木建築、技術者が平均で4倍。医師・薬剤師関係者に至っては9倍である。

では、なぜ平均化すると1を切るのか。求職者の求める職種が、たとえば事務職が多いためで、事務職の求人が少ない。実に0.25である。

 

事務職を志望する理由はわかる。就業時間がしっかりはかれたり、やる仕事の内容がルーチンであったり、何より大きな変化がないことが魅力かもしれない。

 

ただ、本当の自分が合う職種なんて、実際やってみなければ、わからないとも思う。

 

しかし、雇用市場は改善されている一方で、若年層(新卒・第二新卒)の働き手の働きたいという意欲が低く、企業側の採用に大きな影響を及ぼしているとの声も聴かれた。

 

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